🏠収納が足りない…でも工夫次第で変わる
一人暮らしを始めてすぐに気づいたのが、
「収納、ぜんぜん足りないじゃん…!」
という現実でした。
引っ越した先は、ごく普通の6畳ワンルーム。
クローゼットはあるけど小さめで、キッチン下の収納も正直頼りない…。
引っ越し前は
「ミニマルな暮らしを目指そう」
と思っていたけれど、
実際に暮らしてみると、収納の少なさが思った以上にストレスでした。
かといって、家具を増やせば部屋が狭くなるし、モノを減らしすぎると不便になる…。
そんな中で、少しずつ見つけていったのが
「狭いからこそ効く収納アイデア」でした。
今回は、
そんな私が実際に試して
「これは使える!」と感じた
収納アイデアを5つご紹介します。
どれも特別な技術は不要で、今日からマネできるものばかり。
よかったら参考にしてみてくださいね。
✅使ってよかった収納アイデア5選
① ベッド下収納を“引き出し風”に活用する
引っ越したときに
「とりあえずベッドを置こう」
と選んだ脚付きマットレス。
これが思わぬ収納スペースになりました。
最初は何も置いてなかったベッドの下、
ふと「ここ、もったいなくない?」
と思い立って、100均のキャスター付きケースを使って“引き出し風”の収納に。
季節外の洋服やストックのティッシュ類など、
見えないけどすぐ取り出せる位置にしまえるのが便利で、
以来、我が家の定番収納ゾーンに。
「収納家具を増やしたくないけど、もう少しスペースが欲しい」という人におすすめです。
② 扉の裏を活かすフック収納(キッチンや玄関)
ある日、
玄関の収納扉の内側を見て
「ここって、完全にデッドスペースじゃない?」と思ったんです。
そこで導入したのが“貼るだけフック”
100均で売ってる粘着式のフックを扉の裏に貼って、
エコバッグや鍵、折りたたみ傘を
引っ掛け収納にしてみたところ…
これが本当に便利!
同じように、キッチン下の扉にもフックを付けて、ミトンや小さなキッチンツールを収納。
見た目は変わらないのに、モノの「居場所」ができて、探す手間も省けました。
③ 壁に付けられる棚・フックで“浮かせる”
床にモノが増えると部屋が狭く見える。
だったら“浮かせて収納”しよう!
と思って取り入れたのが、壁付けの棚やフックです。
私は無印良品の
「壁に付けられる家具」シリーズを使って、
小さな棚を玄関近くに設置。
鍵や香水、ポストに届いたハガキなど、
“とりあえず置いておきたいけど散らかりがち”なモノの定位置にしています。
壁を使うと、床もスッキリ、視線も上に抜けて、部屋が広く感じるようになりました。
④ 細かいモノは“見せる収納”に切り替える
文房具やスキンケア用品って、
箱にしまい込むと使い忘れることが多くて…
そこで思い切って“隠す”のをやめて、
“見せる収納”に。
たとえば無印の透明アクリルケースに入れて、
デスクの上に並べてみたら、
見た目もスッキリ整うし、使いたい時にサッと取り出せて快適です。
ごちゃつかないよう、色味を揃えたり、種類ごとに仕切ったりするのがポイントです。
⑤ スタッキングできるボックスで「積む収納」
棚を増やせない代わりに、よく使っているのがスタッキング(重ねられる)収納ボックス。
特に衣類や日用品のストックに使っています。
私が気に入ってるのは、
セリアのフタ付きボックス
中身を分類して重ねて収納できるので、省スペースかつスッキリ。
あとから取り出す時も、中が見えるタイプなら迷いません。
「収納が少ない…でも収納棚は置きたくない」派にぴったりのアイデアです。
⚠️注意点や失敗談
収納アイデアをあれこれ試していく中で、
「これはちょっと失敗だったな…」
と思うこともありました。
うまくいく方法だけじゃなく、実際に感じた注意点もお伝えしておきます。
✗ 便利すぎて“モノをためがち”になる
収納グッズを使うと、
「まだ入るから大丈夫」と
ついつい物を詰め込みがちになります。
特にスタッキングボックスや引き出し系の収納は、
中身が見えづらいぶん、
“とりあえず入れておく”がクセになりがち。
私も、ふと気づいたら
「これ、いつのだっけ?」という書類や使ってない日用品が山ほど出てきて、反省しました。
収納は“モノを隠すため”じゃなくて、
“使いやすくするため”のもの。
だから、定期的な見直しをセットにして考えるのが大切だなと感じました。
✗ 取り出しにくい場所にしまうと使わなくなる
「収納場所があるから」と、とにかく奥へ奥へと詰め込んでいた時期がありました。
でも、いざ使おうと思っても取り出すのが面倒で、
そのまま放置…なんてことも。
ベッド下の奥にしまった冬物アイテムを出すのが億劫で、
結局シーズンが終わってた…なんてこともありました(笑)
この経験から学んだのは、
“使う頻度に応じてしまう場所を変える”こと。
よく使うものは手に取りやすいところ、
あまり使わないものは奥や上の棚へ、
という基本を意識するようになりました。
✨応用・アレンジのヒント
収納がうまくいくようになってくると、
次に気になってくるのが
「もっと暮らしやすく、もっと心地よく」
するためのちょっとした工夫。
ここでは、私が試してよかった+αのアレンジ術をご紹介します。
✓ テーマカラーを揃えて「見せてもすっきり」
収納グッズって、
形や色がバラバラだと、それだけでごちゃついて見えるんですよね。
そこで、
できるだけ白・ベージュ・木目系など、
部屋全体の雰囲気に合う色で揃えるようにしてみました。
見せる収納でも、
色を統一するだけで驚くほどすっきり!
「生活感があるのに、整って見える」って不思議だけど、これだけでおしゃれ度がグッと上がります。
✓ よく使うものは“ワンアクション”で取れる場所に
何かを取り出すのに、
「まずフタを開けて→中を探して→取り出して…」
っていう手順が多いと、
だんだん使わなくなっていくんですよね。
だから今は、
- 「手を伸ばせばすぐ届く」
- 「引き出しを開けたらすぐ見える」
ような収納を心がけています。
ティッシュのストックは棚の手前に、
掃除道具は洗濯機の横に吊るすなど、
“1動作で使える”場所に置くようにすると、ほんとにラクです。
✓ 季節ごとに収納の見直しタイミングを作る
片付けって、
「よし、やるぞ!」と気合を入れないとできない…
と思っていたんですが、
「季節の変わり目=見直しタイミング」
と決めておくと、気軽に手をつけやすくなりました。
私の場合は、
衣替えのときにベッド下やキッチン収納も一緒に見直すようにしています。
「これ、最近使ってないな」と思ったら、潔く手放す。
そうすると、
モノが自然と循環するようになって、
部屋全体が軽くなる感じがします。
🧺まとめと読者へのひとこと
一人暮らしのワンルームは、
限られたスペースとの戦い…と思いがちですが、
実際には
「工夫次第でけっこう快適に暮らせる」ことを、私は身をもって実感しました。
収納家具を増やさなくても、
ベッド下を使ったり、壁や扉の裏を活かしたり、
ちょっとした発想の転換でスペースは生まれます。
そして、
自分の暮らしに合った収納方法が見つかると、
毎日の片付けがぐっとラクになるんですよね。
もちろん、最初から完璧にできなくても大丈夫。
私もたくさん失敗して、少しずつ自分なりのやり方を見つけてきました。
もし今
「部屋が片付かないな」
「収納が足りないな」と感じていたら、
まずは“1か所だけ”収納を見直してみることから始めてみてください。
その小さな一歩が、暮らしをもっと心地よくしてくれるかもしれません🌿