洗面所って、どうしてすぐごちゃつくんだろう?
一人暮らしを始めたばかりのころ、
洗面所の狭さに悩まされるなんて、あんまり想像していませんでした。
最初は「まぁなんとかなるか」と思っていたけれど、
歯ブラシスタンド、スキンケア用品、ドライヤーにタオル…と、
気づけばいつも棚やカウンターがごちゃごちゃ。
毎朝身支度をしながら、「あれ、どこいった?」と探したり、
せっかく片付けてもすぐ物があふれてくるストレスに、
地味にじわじわと疲れを感じていました。
そんなとき、ふらっと立ち寄った100均で
「これ、使えるかも?」と思えるアイテムに出会って、
少しずつ洗面所の風景が変わっていったんです。
この記事では、私が実際に使ってよかった100均アイテム5つをご紹介しながら、
狭いスペースでもちょっと心地よく過ごせるヒントをお届けできたらと思います。
Before:スペースが足りない日々
洗面台のスペースって、ほんとうに限られてますよね。
一人暮らしの部屋に備え付けの洗面所は、最低限のサイズ感。
使っていないときはスッキリして見えるけれど、いざ生活が始まると…どんどん物が増えていきました。
最初に困ったのは、スキンケア用品の置き場
化粧水、クリーム…
朝の支度で全部出しては、終わったあとにまたしまう、の繰り返し。
さらに、タオルの収納問題もなかなかのクセ者。
フェイスタオルを畳んで積み重ねても、ちょっと取り出すたびに崩れてしまって、
「よし、綺麗にしよう」と思ってもすぐ元通りに。
歯ブラシ立てが倒れたり、ヘアオイルが倒れてべたついたり…
洗面所なのに、なぜか“片付かないエリア”になってしまっていて、
気がつくと、洗面台に立つのがちょっとだけ憂うつになっていました。
でも、それが変わったのは、
「ちょっとでも片付けやすくしたい」と思って立ち寄った100均で
出会った、あのアイテムたちからでした。
次は、狭い洗面所でも助かった100均アイテム5つをご紹介していきます🧺✨
実際に使ってみた感想も交えてお伝えしますね。
After:100均で見つけた救世主アイテムたち
① ワイヤーラック(吊り下げ式)
まず最初に「おおっ…これは!」と思ったのが、
扉に引っかけて使えるワイヤーラック。
洗面台の下の収納扉にひっかけるだけで、ちょい置きスペースが一気に増えるんです。
私はここに、毎日使うフェイスタオルと、朝晩使う化粧水をセット。
「とりあえずどこかに置いとこ…」が減るだけで、洗面所の景色がスッキリしました。
② 歯ブラシスタンド(1本ずつ立てるタイプ)
これまで家族用の大きめスタンドをそのまま使っていて、
「1本しか使わないのに、なんだか無駄に場所をとるなぁ」
と感じていたところ…
100均で見つけたミニマルな1本立てがめちゃくちゃ良かった!
洗面台のコーナーにちょこんと置けて、ぬめりや水アカもつきにくい構造。
小さなストレスがひとつ減るだけで、気持ちにも余裕が出ました。
③ 粘着フック(耐水タイプ)
これはもはや「100均で買えるの!?」とびっくりしたシリーズ。
洗面所のタイル面に貼っても落ちにくい耐水タイプの粘着フックです。
私はこれを使って、ヘアゴム・洗顔ネット・掃除ブラシを引っかけて収納。
“浮かせる収納”ができるようになってから、モノの動線が明確になって、
片付けがかなり楽になりました。
④ 曇り止め付きミニミラー
実は鏡の端っこがいつもくもっていて、ちょっとだけストレスだったんです。
そこで買ってみたのが、曇り止め加工付きの小さなミラー。
洗顔後すぐスキンケアをしたい私にはぴったりで、
「見えるだけでこんなに快適なんだ」とちょっと感動しました。
貼るだけだから、賃貸でも安心。
⑤ スリムな引き出しボックス
最後は、洗面台下の空きスペースにぴったりだった
スリムな収納ケース。
100均とは思えないほどしっかりしていて、
スキンケアやヘアケア用品、ストックのコットンなどをスッキリ分類。
「とりあえず全部ここに放り込んでた」状態から、
“場所を決める”だけで迷わず取り出せる安心感が生まれました。
次は、これらを使ってみて「よかったこと」と「意外と気をつけたほうがいいこと」を、
正直にシェアしていきますね🧼🌿
使ってわかった良かった点・意外な注意点
100均の収納グッズって、「安いし、とりあえず使ってみよう」と気軽に取り入れられるのが魅力。
でも実際に使ってみると、「おお、これは便利!」という発見もあれば、「あれ、思ってたのと違う…」という気づきもありました。
ここでは、実際に使って感じた“リアルな良し悪し”をまとめてみました。
🟢よかった点
✓ “とりあえずの置き場”があるだけで散らかりにくくなった
たとえばワイヤーラックやフックのおかげで、帰宅後に「とりあえずここに置く」ができるように。
ちょい置きスペースがあるだけで、散らかり方が全然違うと実感しました。
✓ モノの“定位置”が決まると、片付けがラクに
どこに何をしまうかが決まっていると、「あとで片付けよう」と思わなくなるんですよね。
収納ケースやスタンド系は、“戻す習慣”をつくる助けになってくれました。
✓ 思っていた以上に“見た目”が整った
スリムボックスや1本立てのスタンドなど、シンプルなデザインのものを選べば、
バラバラだった洗面所にちょっと統一感が生まれて、気分が上がるようになりました。
🟡気をつけたい点・ちょっと失敗したこと
△ サイズ感は事前にチェックしたほうがいい
「いけると思ったら入らなかった!」はよくある話…
特に棚下や引き出し系は、メジャー片手にシミュレーションしてから購入するのが◎
△ 強力フックは壁面との相性を確認しておくと安心
耐水フックは便利だけど、タイルやざらざらした壁にはうまく貼りつかないことも。
貼りたい場所の素材をチェックしてから使えば失敗を減らせます。
△ 増やしすぎると“隠しづらく”なることも
便利だからといって収納アイテムをどんどん足していくと、
逆にゴチャっと見える原因にも…。見える場所は“引き算”も大事だと学びました。
🧾まとめと読者へのひとこと
洗面所って、家の中でも意外と見落としがちな場所だけど、
毎日使うからこそ、ちょっと整うだけで気分がぐっと軽くなるんだなぁと実感しました。
100均のアイテムは、どれも「大きな変化」ではないかもしれないけれど、
ちょっとした使いにくさをやわらげてくれる、心強い味方だと思います。
「ここ、いつも散らかるな」
「片付けても、すぐごちゃつくな」
そんな小さなモヤモヤを感じていたら、
まずはひとつだけ、お気に入りの収納アイテムを取り入れてみるのもいいかもしれませんよ。