ワンルームで暮らしていると、
部屋全体がいつも目に入るぶん、
ちょっとした「生活感」がすごく気になってしまうんですよね。
たとえば、
リモコンとか雑誌とか、
出しっぱなしのアイテムたち。
どれも毎日使うからこそ、しまい込むと不便。
でも、
そのまま置いておくとゴチャっとして見える…
そんなふうに、
片付けたいのに“隠すだけ”ではうまくいかない。
そんなジレンマを感じていたときに出会ったのが、
「見せる収納」という考え方でした。
今回は、実際にわが家のリビングで使っている、
100均で買える“見せる収納”アイテムを紹介します。
どれも300円以下だけど、
空間の印象がぐっと変わって、
部屋で過ごす時間がちょっと好きになれたアイテムたちです。
✓ リビング収納は「隠す」より「魅せる」もアリ!
✓ “全部しまう”と、息が詰まることもある
ワンルーム暮らしを始めたばかりの頃、
私は「とにかくモノを見せないようにしよう」と思って、すべてを収納の中に詰め込んでいました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
“片付いてる”はずなのに、
どこか落ち着かない。
なんだか、部屋に息苦しさを感じてしまって。
暮らす空間なのに、
使い勝手よりも“隠すこと”を優先していたことに気づいて、
「ちょっと考え直してみよう」と思ったのが始まりでした。
✓ “見せる収納”は、部屋と気持ちにゆとりをくれる
見た目が整っていて、
でも必要なときにすぐ手に取れる。
そんな収納ができたらいいなと思って、
試してみたのが“見せる収納”。
最初は勇気がいりましたが、
100均のワイヤーバスケットにブランケットを入れて床に置いてみたら、
「あれ?なんかいいかも」と思えたんです。
きちんと“置き場所”をつくることで、
出しっぱなしでも“だらしない”印象にならない。
むしろ、
使うたびにちょっと気分が上がるような、
そんな空間になりました。
✓ わが家で活躍中!100均で買える“見せる収納”アイテム5選
① ワイヤーバスケット|ざっくり入れてもサマになる
まずご紹介したいのが、
100均でもよく見かけるワイヤーバスケット
私が使っているのは、
ナチュラルカラーの持ち手つきタイプ。
床に直接置いて、
スリッパや読みかけの雑誌を
ざっくり入れるのに使っています。
ポイントは、
中身がちょっと見えていることで、
“収納感”じゃなく“ディスプレイ感”が出ること。
軽くて動かしやすいから、掃除のときもラクです。
② 木製トレー|テーブル上の“ごちゃつき”をまとめる
一人暮らしのテーブルって、
ついモノがたまりがち。
リモコン、目薬、ペン、メモ帳……
私も、しょっちゅう
「とりあえず置いてる」状態でした。
そんなとき役立ったのが、100均の木製トレー
小物たちをこのトレーにひとまとめにして置くだけで、
なぜか“きちんと感”が出るんです。
来客のときは、
トレーごとサッと棚に移動させればOK。
見た目と使い勝手、
どちらも助けてくれる名脇役です。
③ フタ付きボックス(クラフト素材)|生活感をおしゃれにカバー
収納のなかでも“どうしても出しておきたいけど、
見せたくはない”ものってありますよね。
たとえば、
薬とか電池、文房具のストックとか。
そういうアイテムをまとめているのが、
クラフト素材のフタ付きボックスです。
100均で見つけたナチュラルカラーのものを選んで、
棚の上にポンと置いています。
フタがあるだけで中身が見えず、
しかも紙素材だから見た目が柔らかくて、
インテリアにもなじみやすい。
“隠す”と“見せる”
いいとこ取りだなと思っています。
④ クリア引き出しケース|見えるけど“整って見える”工夫
文房具やケーブル類、
細かいものをまとめたいときは、
クリア素材の引き出しケースが重宝しています。
中身がうっすら見えることで、
「どこに何があるか」がすぐにわかるのが
最大のメリット。
私はラベリングして、
種類ごとに分けて使っています。
引き出しの中に仕切りを追加すると、
よりスッキリ見えて◎
“見える収納”だけど、
色や形が揃っているだけで
ちゃんと整って見えるんですよね。
⑤ スチールラック小型|高さを活かして“飾るように収納”
最後に紹介したいのが、
スチールラックの小さめサイズ
観葉植物やお気に入りの本、
Bluetoothスピーカーなど、
ちょっと“魅せたいアイテム”をまとめて置いています。
このラック、
100均でパーツを組み合わせて作ったんですが、
狭いワンルームでも圧迫感が出にくくて、
ちょっとした飾り棚感覚で使えるんです。
上段には小物、
下段には収納ボックスを置いて、
“実用と見た目”のバランスを取りました。
✓ 見せる収納をうまく使うポイント
✓ テーマカラーを決めると失敗しにくい
“見せる収納”って、
おしゃれに見せようと意気込むほど、
逆にごちゃつきが目立ちます…
私も最初は、
色もサイズもバラバラな収納グッズを買ってしまって、
まとまりがなくなってしまいました。
そこで意識するようになったのが、
「テーマカラーを2〜3色に絞ること」
たとえば「白×ベージュ×木目調」でまとめるだけで、
全体に統一感が出て、
グッと垢抜けた印象になります。
✓ “余白”を残すのが、じつは一番むずかしい
あれこれ詰め込むと、
どんなにおしゃれな収納アイテムでも台無しに。
“全部置かなくていい”という感覚で、
あえて1段分は空けておくなど、
余白の演出を意識するようになりました。
この“空間のゆとり”が、
結果的に暮らしやすさにもつながっている気がします。
スッキリしていると掃除もラクですしね。
✓ まとめ|100均でも、リビングはおしゃれに整う
ワンルームの暮らしでも、
見せ方次第で“収納”はインテリアにもなります。
ポイントは、使う自分にとって心地いいかどうか。
見た目を整えすぎてストレスになってしまったら
意味がないので、
まずは一か所、
小さなアイテムから“見せてみる”のもおすすめです。
100均には、
そんな挑戦を気軽にさせてくれるアイテムがたくさんあります。
今日紹介した5つのグッズが、
あなたの部屋づくりのヒントになれば嬉しいです。