📝一人暮らしって、片付けるのがこんなに大変だとは…
一人暮らしを始めたばかりの頃、
私は「広くはないし、荷物も少ないから片付けなんて余裕でしょ」と思っていました。
でも、いざ暮らしてみると、なぜか部屋がすぐに散らかる。
使ったものを置きっぱなしにしたり、買ってきた荷物がそのままだったりで、気づけば足の踏み場がない日も…。
何が問題だったかといえば、
「片付けのやり方がわからなかった」こと。
そして、「自分の暮らしに合った方法を知らなかった」こと。
実家にいた頃は、片付けなんて親任せで、モノの量も少なかった。
でも一人暮らしになると、家具の配置から収納の仕方まで、すべてを自分で考えなければならなくなります。
そんな私でも、
少しずつ工夫を重ねることで、
「暮らしやすい部屋」になってきました。
今回は、その中でも「最初にやってよかったな」と思える片付けの工夫を3つご紹介します。
🧺試してよかった片付けの工夫【3つ紹介】
1✓ 1日1つだけ整えるルールを作った
最初の頃は、「一気に片付けなきゃ」と思っては挫折の繰り返し。
でも、ある日
「今日はキッチンの引き出しだけ」
「今日はテーブルの上だけ」と、
1日1か所だけ片付けるようにしてみたんです。
すると不思議と気持ちもラクになって、毎日少しずつ整っていく実感が得られました。
無理せず、自分のペースで続けられるから、三日坊主にならなかったのがよかったです。
2✓「床にモノを置かない」を意識した
ワンルームは床面積が命…
これは引っ越してから強く感じたことです。
少しモノを置くだけで、部屋が一気に“散らかって見える”んですよね。
そこで、
「とにかく床には何も置かない」を
マイルールに。
バッグや洗濯物、買い物袋も、一時的な“定位置”を作ってそこに置くようにしました。
これだけで、見た目のすっきり感がぐっと上がるようになりました。
3✓「使う場所の近くにしまう」収納を意識
片付けてもすぐ散らかる原因って、
「取り出しにくい場所にしまってるから」
だったりしますよね。
例えば、毎日使うハンドクリームがクローゼットの奥にあるとか、料理に使う調味料が遠い棚にあるとか…。
そういう「ちょっと面倒」を減らすために、
よく使うものは“使う場所の近く”に収納するようにしたんです。
これが想像以上に効果的で、自然と片付けがラクになりました。
「戻すのが面倒」って思わなくなるんですよ。
❗失敗したこと・見直したこと
片付けを工夫する中で、うまくいったことばかりではありません。
むしろ「これは逆効果だった…」という失敗もたくさんありました。
ここではその中から、特に印象的だった2つをご紹介します。
✗ 100均グッズを衝動買いして逆にごちゃついた
「片付け=収納グッズを買うこと」と思い込んで、
100円ショップで収納ケースやボックスを次々に買っていました。
でも実際に使ってみると、
サイズが合わなかったり、中身が見えにくくてかえって探しづらくなったり…。
むしろ収納が増えたことで、モノを“隠すだけ”になってしまい、全然片付いた感じがしなかったんです。
この経験から、
「まずはモノを減らしてから収納を考える」ことの大切さを学びました。
✗ “とりあえず収納ボックス”が増えすぎて逆効果に
片付けの途中で、
「これは後で考えよう」と思って入れた
“仮置きボックス”がどんどん増えてしまった時期がありました。
気づいたら
「ボックスの中に何が入っているのか分からない」
「そのまま何ヶ月も放置」
なんてことに…。
結局、後回しにしたモノは、使わないか、処分しても困らないモノだったことが多かったです。
この反省から、
今では
- 「“とりあえず”は置かない」
- 「迷ったら一度取り出して考える」
これを意識するようになりました。
🔄今でも役立っている片付け習慣
片付けをいろいろ試していく中で、
「これは自分に合ってたな」と感じて、
今でも続けている習慣があります。
無理なくできる小さな工夫が、長く暮らしをラクにしてくれるんだなと実感しています。
✓ 片付けのハードルを下げる
以前は
「片付け=30分かけてちゃんとやること」と思い込んでいたんですが、それだと面倒になって後回しにしてしまうんですよね。
なので、
- 「5分だけ整える」
- 「とりあえず元に戻すだけでもOK」
ハードルを下げるようにしました。
それだけで、毎日の“ついで”でできるようになって、部屋が散らかりにくくなりました。
✓ 気づいたときに“10秒片付け”
たとえば、
キッチンに立ったときにテーブルの上の紙袋をサッと片付けるとか、
歯磨きのついでに洗面所のコップを拭くとか。
「今やれることを今やる」という超シンプルな習慣ですが、チリツモで効果は抜群。
思い立ったときに“10秒だけ片付ける”意識は、今でも生活の中にしっかり根付いています。
✓ 月1で見直す“手放しデー”
「これ、最近使ってないな」
「なんでこれ取っておいたんだろう…」
そんな風に思うモノって、気づけばたまってくるんですよね。
だから月に1回だけ、“手放すことだけをする日”を設けています。
大げさな断捨離じゃなくても、
「この3つ、もういいかな」と思えればそれで十分。
部屋も気分もスッキリする、お気に入りの習慣です。
🧾まとめと読者へのひとこと
一人暮らしを始めたばかりの頃は、片付けにこんなにも悩むとは思っていませんでした。
狭い部屋だからこそ、ちょっとした工夫や習慣が暮らしやすさに直結するんだと、実際に体験して気づきました。
最初から完璧に片付けられなくても大丈夫。
小さな工夫を積み重ねていくことで、部屋も気持ちも、少しずつ整っていくものです。
もし今、「どこから手をつければいいかわからない」と感じているなら、
まずは“今日1か所だけ”片付けてみることから始めてみてください。
たったそれだけでも、きっと前より暮らしが軽やかになりますよ。